メル・アン・エディール - まほろばの精霊 -
3章:気まぐれな夜に、薔薇祭の調べ - 12 -
必死に逃げようとする身体を、覆い隠すようにアシュレイは抱きしめた。宥めるように髪を撫でて、こめかみや頬に口づけを繰り返す。
「とても綺麗ですよ」
「嘘、気持ち悪い」
「まさか。星明かりを浴びて、神秘的に煌めいている。こんなに綺麗な肌を、見たことがありません」
「こんな身体……」
不安そうな瞳を見つめて囁くと、オフィーリアの瞳に涙の膜が張った。唇を戦慄 かせ、うそ、と消え入りそうな声で呟く。玻璃のような滴が眦を伝う――心臓をわし掴まれ、アシュレイは衝動的に唇を奪った。
「んぅッ」
「貴方が欲しい」
鋼のような視線に射抜かれ、オフィーリアは喉を鳴らした。彼は本気なのだと、嫌でも判る。大腿 に押しつけられた、熱い昂りを感じながら、顔を横に倒した。
「全て、魔法の――」
凶暴な唸り声を上げて、アシュレイは言葉の先を封じた。荒々しく唇を貪られて、オフィーリアは息をつく間もなかった。
「離し……ッ」
覚悟を決めたつもりでも、恐い。怖くてたまらない。
拒絶が口を突いてしまう。
唇を噛みしめるオフィーリアを見下ろしながら、アシュレイは無慈悲に抵抗を封じこめた。閉じた足を膝で割って、絹の上に縫い留める。
下着をゆるめると、豊かな胸が零れ出た。扇情的な光景に、アシュレイの劣情が滾 る。
大きな手に包まれて、まろい乳房は形を変えた。
柘榴のような乳首を指先に弄 い、首筋に唇で触れる。柔く啄むように食みながら、唇は下へ下へと降りていく。
「や、やめて」
「いい匂いがする……甘い舌触りだ」
乳首に吐息がかかり、身体の奥が疼いた。知り得ない熱にオフィーリアは怯えて、顔を左右に振った。
涙を散らして拒んだが、抵抗も虚しく、濡れた舌に尖りきった先端を咥えこまれた。
「あぁっ」
熱い舌に舐め転がされて、白い歯に甘噛みされる。
堪え切れない、甘い嬌声を耳に愉しみながら、アシュレイは秘部に指を滑らせた。
「さ、触らないで」
「恐がらないで」
「……ッ」
自分でも知りなかった、敏感な粒を擦られる度に、身体は雷に打たれたように撥ねた。
必死に声を噛み殺すオフィーリアを眺めながら、アシュレイは擦り合わせた太腿を、無理矢理に左右に割り開いた。
「やめてぇ」
薄い下着は、秘部が透けるほどに濡れていた。下肢に手を滑らせ、秘部の割れ目を指で拡げる。
「んぁっ」
首を伝う汗を舌で舐めとられ、節くれだった指に内側を探られると、自分でも聞いたことのない、高い声が迸 った。
「あ、ん……ッ……見ないでぇ……」
熱い視線があらぬところに落ちる。そんなところを見ないで欲しい。身体の芯が蕩けて、熱くなる。手で隠そうとすると、咎めるようにその腕を掴まれた。
「私が、してさしあげる」
ゆっくり美貌を下げると、太腿を柔く食んだ。逃げようとする身体を押さえつけて、アシュレイは蜜口に唇をつけた。
「そんなッ」
陰唇に舌を挿し入れられ、啜られた。
淫靡な水音が鼓膜に届く――激しい快感に襲われて、オフィーリアの眼の奥に火花が散った。嵐のように揺さぶられながら、声を漏らすまいと必死になった。
「貴方のここは、尽きぬ泉のようだ……いくら舐めとっても、とめどなく溢れてくる」
秘部を舐めしゃぶられ、淫靡な音が部屋に響いた。
「あ、あっ、やめてぇ」
羞恥に震えるオフィーリアを眼に楽しみながら、アシュレイは飽くことなく蜜を貪った。
終らない、甘い責め苦。強すぎる愛撫に、快感を引きずり出されてオフィーリアは涙した。
「んん――ッ」
瞳の奥で、光芒が弾ける。訳も判らぬまま、背中は弓なりにしなった。
肩で息を整えていると、秘部に指を挿し入れられた。それは、中を探るようにゆっくりと蠢く。
性に疎いオフィーリアにも、この先の展開が読めて涙が溢れた。
「とても綺麗ですよ」
「嘘、気持ち悪い」
「まさか。星明かりを浴びて、神秘的に煌めいている。こんなに綺麗な肌を、見たことがありません」
「こんな身体……」
不安そうな瞳を見つめて囁くと、オフィーリアの瞳に涙の膜が張った。唇を
「んぅッ」
「貴方が欲しい」
鋼のような視線に射抜かれ、オフィーリアは喉を鳴らした。彼は本気なのだと、嫌でも判る。
「全て、魔法の――」
凶暴な唸り声を上げて、アシュレイは言葉の先を封じた。荒々しく唇を貪られて、オフィーリアは息をつく間もなかった。
「離し……ッ」
覚悟を決めたつもりでも、恐い。怖くてたまらない。
拒絶が口を突いてしまう。
唇を噛みしめるオフィーリアを見下ろしながら、アシュレイは無慈悲に抵抗を封じこめた。閉じた足を膝で割って、絹の上に縫い留める。
下着をゆるめると、豊かな胸が零れ出た。扇情的な光景に、アシュレイの劣情が
大きな手に包まれて、まろい乳房は形を変えた。
柘榴のような乳首を指先に
「や、やめて」
「いい匂いがする……甘い舌触りだ」
乳首に吐息がかかり、身体の奥が疼いた。知り得ない熱にオフィーリアは怯えて、顔を左右に振った。
涙を散らして拒んだが、抵抗も虚しく、濡れた舌に尖りきった先端を咥えこまれた。
「あぁっ」
熱い舌に舐め転がされて、白い歯に甘噛みされる。
堪え切れない、甘い嬌声を耳に愉しみながら、アシュレイは秘部に指を滑らせた。
「さ、触らないで」
「恐がらないで」
「……ッ」
自分でも知りなかった、敏感な粒を擦られる度に、身体は雷に打たれたように撥ねた。
必死に声を噛み殺すオフィーリアを眺めながら、アシュレイは擦り合わせた太腿を、無理矢理に左右に割り開いた。
「やめてぇ」
薄い下着は、秘部が透けるほどに濡れていた。下肢に手を滑らせ、秘部の割れ目を指で拡げる。
「んぁっ」
首を伝う汗を舌で舐めとられ、節くれだった指に内側を探られると、自分でも聞いたことのない、高い声が
「あ、ん……ッ……見ないでぇ……」
熱い視線があらぬところに落ちる。そんなところを見ないで欲しい。身体の芯が蕩けて、熱くなる。手で隠そうとすると、咎めるようにその腕を掴まれた。
「私が、してさしあげる」
ゆっくり美貌を下げると、太腿を柔く食んだ。逃げようとする身体を押さえつけて、アシュレイは蜜口に唇をつけた。
「そんなッ」
陰唇に舌を挿し入れられ、啜られた。
淫靡な水音が鼓膜に届く――激しい快感に襲われて、オフィーリアの眼の奥に火花が散った。嵐のように揺さぶられながら、声を漏らすまいと必死になった。
「貴方のここは、尽きぬ泉のようだ……いくら舐めとっても、とめどなく溢れてくる」
秘部を舐めしゃぶられ、淫靡な音が部屋に響いた。
「あ、あっ、やめてぇ」
羞恥に震えるオフィーリアを眼に楽しみながら、アシュレイは飽くことなく蜜を貪った。
終らない、甘い責め苦。強すぎる愛撫に、快感を引きずり出されてオフィーリアは涙した。
「んん――ッ」
瞳の奥で、光芒が弾ける。訳も判らぬまま、背中は弓なりにしなった。
肩で息を整えていると、秘部に指を挿し入れられた。それは、中を探るようにゆっくりと蠢く。
性に疎いオフィーリアにも、この先の展開が読めて涙が溢れた。